奈良をひたすらアピールする1週間になりました。
本日は十津川村の谷瀬の吊り橋です。
1年ほど前に行きました。
日本一長い路線バス
大和八木から新宮までの日本一長い路線バスが出ていますので、
車の運転が苦手な方でも大丈夫です。
www.narakotsu.co.jp
山の道
五條市の市街地を抜けると、
店も信号もない峠道をひたすら南へ進みます。
狭すぎる道(国道)、
暗すぎるトンネル(国道)、
細かいハンドル操作が必要な道(国道)、
整備されすぎた広すぎる道(国道)、
整備されすぎた明るいトンネル(国道)を通って到着です。
谷瀬の吊り橋
通行料無料。駐車場500円。バスの休憩時間20分。
totsukawa.info
うわあ……怖い( ゚Д゚)
揺れと高さで足がすくみます。
ワイヤーにつかまってないと進めないけど、くもの巣に触ります。
怖れ(突然ですが心理学をお楽しみください)
ふと、何に対して怖れているのか考える。
歩くたびゆれる、下の景色が見える、木の立てつけ方がゆるい、手すりがない、
後戻りするなら今だけど、足がすくむ。
ゆれる。落ちたらどうしよう。
落ちたらどうしようって、まだ見ぬ未来を予測して怖れているのか。
これはアトラクションではなく、生活の道であること。
私がこういう地域で生まれていたら、この道を生活の道として利用しているだろう。
その環境に適した生き方をしている。
誰も落ちてないし、ワイヤーが支えている。
真実を見る。怖れを手放せ。観念を手放せ。
ワイヤーから手を離し、まっすぐ歩いて渡り切りました。
もちろん復路も。
平成23年紀伊半島豪雨災害
国道を通っている途中で、治山工事の現場を通りました。
テレビで観るだけの現場でしたが、
実際に土砂崩れがあり、治山工事が行われています。
大和は国のまほろば
遠くの山の稜線に囲まれた奈良盆地での生活と、
山が目の前にそびえ、わずかな平地を活用した生活。
どちらが暮らしやすいかと言えば、もちろん前者でしょう。
人口も調べるまでもないし。
利便性に優れた場所ではないが、人が暮らすことで山が保たれています。
来た道を引き返す。
だんだんと道が開けて、信号と交通量が増えてコンビニも店もある。
これで生活ができると、安心している自分がいる。
奈良県には海がないけど、豊かな水源地はある。
とざされた山の中でも、無限の広がりを得ることができる。
奈良県は良くも悪くも魅力的なのだろう。
まだまだ紹介したいところはありますが、
ここで一区切りです。
ネタを貯めてシリーズ化できればと思います。
明日明後日開催。
www.t-expo.jp