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日本らしさに固まらない幻想的なおとぎ話の世界 「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」

こんばんわ
本日も20時に更新できました。たまきです。

日曜日は映画のひとときです。
本日紹介する映画は・・・。
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」です。

目次

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」

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www.youtube.com

ストーリー

ストップモーションアニメ。
魔法の三味線と折り紙を操る片目の少年クボは、体の弱い母と2人で静かに暮らしていた。
不吉な子どもとして一族から命をねらわれていたクボは、
ある時、邪悪な伯母たちに見つかってしまうが、母親が最後の力を振り絞って放った魔法によって助けられる。
たった1人残されたクボは、母の力によって命を吹き込まれたサルとともに、
母が最後に言い残した「3つの武具」を探し、自身の出自の秘密に迫る旅に出る。
旅の途中で記憶を失ったクワガタの侍も仲間に加わり、一行は数々の困難を乗り越えて武具を見つけていくが……。

gaga.ne.jp

キャスト(吹き替え)

クボ:アート・パーキンソン(矢島晶子
サル/サリアツ:シャーリーズ・セロン田中敦子
クワガタ/ハンゾウマシュー・マコノヒーピエール瀧
月の帝:レイフ・ファインズ羽佐間道夫
闇の姉妹:ルーニー・マーラ川栄李奈

スタッフ

監督:トラビス・ナイト
製作:アリアンヌ・サトナー トラビス・ナイト

2016年製作/103分/アメリ
原題:Kubo and the Two Strings
配給:ギャガ

感想

ストップモーションアニメ。
母の面倒を見ながら、三味線を弾きながら折り紙で作った人形を動かす少年クボ。
三味線は3本の弦ですが、タイトルには2本の弦とあります。
この謎をめぐり、面倒見のいいサルにお世話になりながら旅が始まります。
そこに弓の名手で明るい性格のクワガタが加わります。
にぎやかな一行は、海に飲み込まれ、闇に飲み込まれ、大変な旅が繰り広げられます。
壮大なおとぎ話で子供はもちろん、大人も楽しめます。

日本らしさとは?

クボには式神を操る陰陽師のような要素もあります。
そして母は平安貴族のような気品のある容姿をしています。
村人は限りなく江戸時代のような質素な雰囲気で、
月の帝は中国皇帝のような豪華な容姿です。
闇の姉妹にいたっては、ほとんど西洋の魔女。
力が高い人ほど、さまざまな世界観を取り入れた容姿になる感じです。
舞台の時代は特定できないけど、鎖国になる前の日本というでしょうか。

日本だけど、日本人にしかできない時代劇のような固定されたイメージはなく、
自由な発想で作られた世界感が広がります。
日本らしさに固まらない幻想的なおとぎ話の世界です。

日本らしさとはなんだろうと考え、
日本人の昔の時代をイメージすると、
私の場合は時代劇と「まんが日本昔ばなし」にたどり着きました。
映像で観るとイメージしやすく、
「時代劇は、昔ばなしはこうあるべきだ」と思い込みやすくなります。

しかし美術館で仏像や絵巻を見ると、中国や朝鮮の文化、
さらには西洋の文化も色濃く残したものもたくさんあります。
資料や出土品に残っていないだけで、
実際は多国籍な要素を持った人たちが、自由に暮らしていたのかもしれません。
タイムマシンがないから確かめることはできませんけど。

ストップモーションアニメ

CGの技術はどこまでも進化し、「アナ雪2」ではその繊細さに圧倒されました。
しかしCGではなく、ストップモーションアニメで作られました。
ひとつのシーンに膨大な時間と表情が作られて、人形に命が吹きこまれます。
風になびくサルの毛皮は、ひとつずつパペットに貼りつけられたものです。
おおきなドクロはパペットの技術で動かします。
1コマずつ動かして、1日にできる映像はほんのわずかです。

5点が満点です。
★★★★★ 5 おすすめです(゚ω゚)