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暴走する想いと閉塞感 「連続テレビ小説スカーレット」 第17週『涙のち晴れ』

こんばんわ
本日も20時に更新できました。たまきです。

土曜日は朝ドラでお楽しみください。
朝ドラはなかなか見れなくて、
土曜日の一週間一挙放送でなんとか追いつく感じです。


(目次)

第17週 涙のち晴れ

1月27日(月)~2月1日(土)放送
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ストーリー

喜美子(戸田恵梨香)は、眠りながら寄り添う八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)を見て動揺するが、
ひとり穴窯と向き合い、目標温度を達成する。
ひと安心した朝、鮫島(正門良規)がやってきて、電話で直子(桜庭ななみ)に公開プロポーズする。
一方、三津は、八郎への思いを隠し川原家を去る。
その翌日、取り出した穴窯の作品は焼きが足らず失敗。さらに2回目も失敗してしまう。
多額のまき代がかかる穴窯での作品作りを続けるため、武志の貯金まで使おうとする喜美子。
八郎は反対するも喜美子は聞く耳を持たず、八郎はついに武志を連れて家を出る。
聞きつけた照子(大島優子)が怒り心頭で説得するが、喜美子は穴窯を成功させることしか頭にない。
度重なる失敗に絶望した喜美子は、百合子(福田麻由子)と信作(林遣都)の勧めで大阪のちや子(水野美紀)を訪ねる。
そこには、歌手として成功した雄太郎(木本武宏)、大久保(三林京子)、さえずりのマスター(オール阪神)の姿が。
大阪時代を支えてくれた人たちとの再会が喜美子を励まし、
信楽に戻った喜美子はもう一度、穴窯に挑戦する決意を固める。

(公式サイトより)

www.youtube.com

感想

三津が八郎への想いを隠して、今どき穴窯なんて古いと言って、出て行ってしまった。
時は大阪万博。時代に合わせて食洗器でも使える陶器が必要なこと。
他のところは女だから雇ってもらえなかったけど、弟子入りできたこと。
下手な嘘の中にある真実は重苦しい。

世の中には
男であることにあぐらをかき、女が伸びてくると、つぶそうとする男がいる。
それは女同士にもあることで、過去の観念にしがみつき、それを美徳とする人。
(国会で夫婦別姓の討論にヤジをしたのは女性議員だそうです。なんやねんこいつ。)
閉塞した世界の中でしか生きられない、解放の世界を拒否する人。
哀れだと思うし、変わっていく自分が怖いんだろうな・・・。憐れみ。

女だから。
川原八郎の妻だから。
川原喜美子だから。
この閉塞感を突破するのは、喜美子の陶芸なのだろうか。

自由は不自由

2度の失敗を通して、穴窯の炎に取りつかれたような喜美子。
成功させたいという執念が、割れた陶器のように亀裂をあらわにする。
誰に断りも入れず、もくもくと薪を調達する。
今までは父に八郎に断りを入れていた。
顔色をうかがって、今日の暮らしを支えていた。
家のために高校進学をあきらめ、絵画教室をあきらめてきた。
やっと、やっと、自分のために。自由に。したいことに没頭する。

信作、結婚のご挨拶がなかなかできない(3週目)

喜美子は百合子の結婚相手が信作と知ることができた。
正式ではないけど、ご挨拶できました。
ポパイとオリーブと呼び合う信作と百合子。
そして
鮫島と直子も結婚が決まりました。良かったね。

八郎

八郎には深野先生の絵を売ってその日の生活をしのいだ過去がある。
子供の貯金を使ってでも穴窯に没頭する喜美子。
生活を守って芸術がある八郎と、
芸術のためなら生活を犠牲にする喜美子。

喜美子が大阪に行っている間に、
八郎は家に戻ってきて荷物を持ってまた出ていく。
会いたいのに、会わない。
陶芸の道が、すれ違う。
何気ない生活の積み重ねが少しずつずれていき、
取り返しのつかないところまで来てしまった。
どうかまた、同じ道をたどれますように。

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大阪

動物園、クリスマスパーティー、ラジオ、テレビ。
共働きの家族のために、幼稚園設立を訴える女性たち。
大阪には、信楽にはない文化と芸術で満ちあふれていた。
あらき荘の人々との再会は、何者でもなかった喜美子に戻れる時だった。
現在の喜美子を助けるのは、過去に助けた人たちで、未来の道を作っていく。