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奈良盆地には人が住み、秘境には神聖さが住むといわれている「Vision」

こんばんわ
本日も20時に更新できました。たまきです。

日曜日は映画のひとときです。
本日紹介する映画は・・・。

Vision」です。

目次

Vision

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www.youtube.com

ストーリー

夏、緑が青々と茂る奈良の神秘的な森。
紀行文を執筆しているフランスの女性エッセイスト・ジャンヌ(ジュリエット・ビノシュ)は、
通訳兼アシスタントの花(美波)とやってきた。
彼女は、薬草の一種で幻の植物“Vision ”を探している。
旅の途中、森で暮らし、森を知り尽くす山守の無口な男・智(永瀬正敏)と出会うが、
智も「聞いたことがない」という。
やがて、言葉や文化の壁を越えて、心を通わせていく2人。
季節は流れ、森が赤く色づく秋。
智のもとに、山守の若者・鈴(岩田剛典)が姿を見せ、運命の歯車が動き出す……。

キャスト

ジャンヌ:ジュリエット・ビノシュ
智:永瀬正敏
鈴:岩田剛典
アキ:夏木マリ

スタッフ

監督・脚本:河瀬直美
エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
プロデューサー:宮崎聡、マリアンヌ・スロ、河瀬直美

2018年製作/110分/PG12/日本・フランス合作
配給:LDH PICTURES

感想

奈良県は盆地と秘境にざっくりと分けられる。
盆地は人が住み、秘境は神聖さが住む。

秘境に住む者は自然と共生し、
犬や来訪者と暮らし、別れ、季節の移ろいに身をゆだねる。
やがて喪失と構築とともに現れる。

山に飲み込まれないよう逃げる盆地民にも、
神聖さは訪れるだろうか。

命が男女から生まれるのだとしたら、
それはある意味、業である。

ドキュメンタリーとフィクション

映像の中で村人が、
村人が望んで開通したトンネルによって、
若者が出て行ったことを嘆く。

山の暮らしから逃れられない者。
山の暮らしを望む者。
山に飲み込まれ、山とともに暮らす。

物にあふれた都会の華やかさに疲れた人たちは、
物も人もいなくてのんびり暮らせるという憧れを抱くだろう。
しかしそれは、憧れにすぎない。
古い文化しか知らない人たちと、山に閉じ込められる。
山という物理的で心理的な閉塞感。
田舎暮らしの憧れだけでは、山に暮らせない。

現実と架空のはざまで、
さまざまな思惑が映像からにじみ出る。

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盆地と山間部

奈良県は北部から北西部に広がる奈良盆地と、
それ以外に分けられる。

人は便利さを求め、利便性の高いところに行く。
人がいなくなった場所は荒れ果て、
神聖さは朽ちてしまう。

5点が満点です。
★★☆☆☆ 2
奈良度 ★★★★★ 5