こんばんわ
本日も20時に更新できました。たまきです。
日曜日は映画のひとときです。
本日紹介する映画は・・・。
「二階堂家物語」です。
目次
「二階堂家物語」
ストーリー
一人息子を亡くし、代々続く家系が途絶える危機に頭を痛めている辰也とその母ハル。
息子を失い妻が出て行ってしまった辰也に対し望まぬ相手との結婚を迫るハル。
そして娘の由子に婿養子をとり、跡を継いでほしいという思いを秘める辰也。
名家の跡継ぎを巡り家族の中が緊迫し、繋がりが崩れだしていくが…。
感想
待望の男の子が生まれたのに、亡くなってしまった。
旧家の跡継ぎ問題は、
父が再婚をして子供をつくるか、娘が婿養子をとるかの問題になっていた。
男子がいないと、家が断絶してしまう。
少子化や過疎化によって、何代も長く続いた家が終わる。
家から逃げることもできず、息苦しい中で決断を迫られる。
祖母の体調も良くなく、シビアでやりきれない現実が父と娘にのしかかる。
種苗会社の社長である辰也は、
社員の沙羅に新米を届けるような、少しだけ意識しあう関係になる。
沙羅はシングルマザーで娘がいる。
辰也の元彼女が積極的にアプローチをしてくる。
娘の由子は父の種苗会社に勤務し、
幼なじみの洋輔と一緒に働いている。
洋輔は由子のことが好きなようだが、由子は気が乗らない。
結婚相手
家のために、
辰也と由子のどちらかが結婚し、男の子を得る必要がある。
それぞれに苦悩し、葛藤する。
妻に逃げられなかったら。
息子が生きていれば。
私が男に生まれればよかったのに。
生まれてくるのが女の子だったら。
子供には家よりも自分自身を大切にしてほしい。
さまざまな葛藤や出来事を通し決断を下す。
後味は良くない・・・。