こんばんわ
本日も20時に更新できました。たまきです。
日曜日は映画のひとときです。
本日紹介する映画は・・・。
「虎の尾を踏む男達」です。
目次
虎の尾を踏む男達
感想
黒澤初の時代劇映画。
戦争末期と戦後直後の1945年に製作され、
検閲によって公開は7年後の1952年(昭和27年)になりました。
ちなみに「羅生門」は1950年(昭和25年)公開です。
勧進帳とは
義経一行は山伏に変装して加賀国の安宅(あたか)の関所を通過しようとします。
ところが関所を守る富樫左衛門は、義経たちが山伏に変装しているという情報を知っていたので、一行を怪しんで通しません。
そこで弁慶は、何も書いていない巻物を勧進帳と見せかけて読み上げます。
勧進帳とは、お寺に寄付を募るお願いが書いてある巻物です。
いったんは本物の山伏一行だと信じて関を通した富樫ですが、中に義経に似た者がいる、と家来が訴えたため、呼び止めます。
変装がばれないようにするために、弁慶は持っていたつえで義経を激しく叩きます。
それを見た富樫は、その弁慶の痛切な思いに共感して関所を通すのでした。
www2.ntj.jac.go.jp
衝撃
最初に見たとき、あまりの衝撃に動揺がすごかったです。
なんやねん・・・これ・・・すごいものを観た・・・。( ゚Д゚)ひええ・・・。
約1時間の作品なのに中身が濃く、
数ある黒澤明作品の中でいちばん好きです。