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ひとつ、帝にさしあげよう。 「麒麟がくる」 第三十七回『信長公と蘭奢待(らんじゃたい)』

こんばんわ
本日も20時に更新できました。たまきです。

土曜日は大河ドラマの感想です。


(目次)

麒麟がくる 第三十七回『信長公と蘭奢待(らんじゃたい)』

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5分で麒麟がくる
www.youtube.com

あらすじ

上洛間近の武田信玄(石橋 凌)の進軍が、突然止まった。
義昭(滝藤賢一)は信玄や朝倉の援軍を得られず孤立、藤吉郎(佐々木蔵之介)率いる織田軍に捕らえられる。
二条城にいた幕臣・三淵(谷原章介)も捕らえられ、早々に信長(染谷将太)方についた弟・藤孝(眞島秀和)と苦しい再会を果たす。
菊丸(岡村隆史)より武田信玄が秘密裏に死んだことを知らされる光秀(長谷川博己)。
その報告を受け信長は、後ろ盾を失った朝倉・浅井に対して兵を挙げ、一気に攻め滅ぼす。
ついに権力の頂点に立った信長は、ある突拍子もない願いを朝廷に突きつける。

www.nhk.or.jp

感想

義昭の思惑がことごとく外れていきます。
武田信玄の突然死、朝倉の裏切り。
こんな形で再会したくなかったのに。

室町幕府終焉

織田軍に捕らえられた義昭は裸足でした。
光秀は武装した兵の中でただ一人、頭を下げます。
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周りは敵だらけであっても相手を裏切ったとしても、
『将軍足利義昭』への対応はくずしません。

斎藤道三のときもそうでした。
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tamaki-sunny-cloudy.hatenablog.com

奈良、京を離れて、
これからは備後で、
返事の来ない手紙を書き続けるでしょう。
将軍である限り。
飛び立つ鳥が戻ってくる限り。

蘭奢待

室町幕府もなくなり、朝廷からの信頼(?)も得て、
いよいよ天下をおさめる道をゆく信長。
信長は蘭奢待を得ることで価値を見出そうとしています。
「誉めてほしい」という承認欲求はどこまで膨らむのでしょうか。

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蘭奢待は朝廷の財産のようなものですが、
信長はその半分を帝に送ります。
しかし帝は毛利輝元に送り付けます。
「朕はあずかり知らぬこと」
朝廷にすれば、室町幕府が滅亡して足元が揺らいでいるという不安はなく、
また新しい成り上がりものが出たにすぎないのでしょうか。

信長のプレゼントは相手が欲しいものや期待したものではなく、
その場の珍しいものや信長オススメ品となっています。
センスがなさすぎる・・・。

今回登場したレプリカの蘭奢待は、
本当にリアルに作られてて美術さんは本当にすごいです。
どこかで展示してほしいし、
使い道少なそうだけどドキュメントやドラマでも使ってほしいです。

shosoin.kunaicho.go.jp

正式名称は黄熟香(おうじゅくこう)という沈香
蘭奢待の文字には『東大寺』という漢字が入っています。
蘭→東、奢→大、待→寺
初めて知りました。

テレビの正倉院展特番で蘭奢待を見たことがあります。
流木みたいなワイルドな木だと思いました。
その香りをかぎとうございました・・・。

今週の鈍兵衛さん

鈍感十兵衛光秀、略して鈍兵衛さん。

三淵藤英と細川藤孝の兄弟。
織田についた細川と、公方様とともに歩んだ三淵。
時の流れを見極める者と、そうではない者とで明暗を分けます。

光秀は三淵藤英に話します。
「私と三淵様との間に勝ち負けはございませぬ。
あるのは紙一重の立場の違い・・・。私はそう思っております」
明日は我が身。
それが戦国時代を生きる武家の武士のさだめ。