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攘夷って思想が変異して、とんでもねえ流行り病になっちまった気がしてる。 「青天を衝け」 第12回『栄一の旅立ち』

こんばんわ
本日も20時に更新できました。たまきです。

土曜日は大河ドラマの感想です。


(目次)

青天を衝け 第11回『栄一の旅立ち』

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あらすじ

役人に追われる栄一(吉沢 亮)と喜作(高良健吾)をボロ屋に引き込んだのは、円四郎(堤 真一)だった。
円四郎は一橋家に仕えないかと勧めるが、栄一たちは断る。
血洗島村に戻った栄一は、惇忠(田辺誠一)らと高崎城乗っ取り計画の準備をしていた。
そこに京都から長七郎(満島真之介)が戻り、涙ながらに中止を訴える。
計画を断念した栄一と喜作は、再起をはかるため、村を離れ京都に向かうことを決意する。

www.nhk.or.jp

感想

攘夷という思想の変異ウイルスをめぐり、
失敗を認めて再出発する栄一と、時代にほんろうされ京に向かう慶喜と。

栄一

生まれた赤ん坊を抱っこしない栄一。
横浜焼き討ち計画への決意が鈍ってしまうかもしれない、
情がわいてしまうかもしれない、
そういう迷いが現れています。
そして、背中を押した妻の涙。

「でっけえことしたけりゃ、俺のところに来い」
たまたま遭遇した栄一たちをスカウトする円四郎。
活きの良い若者を集めて円四郎は何をしようとしているのでしょうか。
しかし、かっこいいよ円四郎さん。

長七郎は京で攘夷の現実を見て心が折れました。
「おまえらの尊い命を犬死で終わらせたくないんだ」

長七郎の説得により栄一たちは、間違いに気づき、認め、正していきます。
どんなに間違えても、みっともなくても、生きてみせる。

そして再び父になった栄一は、
父に頭を下げて、血洗島を後にします。
「孝行は子が親にすると思っていたが、親が子にするものだとはなあ」
子が父に親孝行するまではまだ遠く、遠いのです。

慶喜

攘夷という思想が変異し、とんでもない病になる。
思想の新型コロナでしょうか。

ふりかえりです。
尊王攘夷(そんのうじょうい)は
天皇を敬うことを尊王、外国の侵略を払いのけることを攘夷と言います。
外国の軍事力がケタ違いに強くて戦ったら負けると分かり、幕府は開国しました。
しかし下級武士たちは外国の軍事力をよく知らないこともあり、
幕府の弱さを非難し、外国人を排除して再び鎖国しようとします。

しかし、薩摩藩長州藩が外国に敗れました。
幕府の弱さ非難をさらに強めて倒幕、鎖国をやめて開国へと方向転換し、
幕府を倒す運動へと変わりました。
tamaki-sunny-cloudy.hatenablog.com

本格的に京にて政を行うことになった慶喜は、
江戸にいる正室の美賀君と別れて暮らすことになります。
それは慶喜との間に子供が産まれないということ・・・。

今なら40歳を超えても子供を産む方も多くなりました。
しかし時代は医学が未熟な江戸時代です。
子供を産むのにタイムリミットがあることを否定はしません。

子供がいなくても、家は守れる。
子供が全てではないのです。

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今週のこんばんは徳川家康です。

ドラマの本編に関係あったりなかったりする、ほのぼのコーナーです。

長七郎が大和で挙兵の話をしていました。
天誅組の変でしょうか。
尊皇攘夷派浪士の一団が大和国で決起して、
尊皇攘夷派の公家が中心となって、天皇春日大社神武天皇陵(今は橿原神宮にある)への大和行幸をすすめつつ、
倒幕の兵を挙げようとしますが、高取城幕府軍の討伐を受けて壊滅した事件です。
www.tenchugumi.jp

長殿・・・。
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